五島うどんの製造方法
長崎県庁によると、2015年(平成27年)時点の五島うどんメーカーは29業者あるとの事。
一部機械化もされ、製麺所毎に特徴があって食べ比べも面白い。
基本的な製造手順は以下のとおり。
小麦粉を塩水とともに練る
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よりながら細くしていき、「むろ」という木箱の中で熟成
これをさらによりながら細くし、麺棒(伸ばし棒)で数回に分けて伸ばし、これを吊るし干し
(吊るし干しの工程に至るまでに20回以上生地を伸ばす)
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乾燥させる際に椿油を塗りながら麺を伸ばす
(ツバキは五島の山に自生しており、ツバキの実を絞って油を抽出する。椿油はコシを保ち、酸化しにくい麺を作るのに役立っている)
通常のうどんは2日かけて製造するが、「本場の本物」認定品は乾燥工程を1日長くするため3日を要する。
長崎五島うどんの移動販売で茹でている「はしめん」です。